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笑う門には福きたるとは
オフミーとP-martTVのスペシャルコラボ企画で、サイトセブンTVにて放映されている、取材番組です。
ライターが来店し、実践や店舗紹介などを放映しています。2018年の秋頃より始まった比較的新しいイベントです。
番組の紹介は、「どんなに嫌な事があっても常に笑っていれば福が来る!そう信じてやまない出演ライター達が何があっても終始笑顔でホール実践!?業界を明るくすべく勝手も負けても笑顔を絶やさないその姿、お届けします!」と、いまいちイベント内容はわからないものとなっています。
公約の有無や、実際の出玉感などを「笑う門には福きたる」の開催店舗のデータから掘り下げて行きたいと思います。
2019/6/29のMEGAコンコルド 知立刈谷店のデータ考察
愛知県にある、MEGAコンコルド 知立刈谷店ではこの日が「笑う門には福きたる」の初開催でした。
実践ライターは「佐倉りお」
ちなみに今回の実践ではモグモグ風林火山を打っていました。
朝一の並び人数
抽選・510人
一般・65人
スロットの総台数が607台ですので、とりあえず何かには座れるものの、土曜日ということもあってかなりの人数が抽選に参加しました。
注目の機種データ
リゼロ
設置台数 | 総差枚数 | 平均差枚数 |
---|---|---|
20台 | -2100枚 | -105枚 |
数字をみると、少し残念な結果となっています。
現在、一般的に最も設定を入れて来る機種なので期待しましたが、データから確認すると設定6は2台、もしくは3台だけです。
抽選人数などから期待度を上げすぎたのかもしれませんが、リゼロが10分の1では厳しいです。
平均回転数が9183回転とフル稼働した結果なので、設定配分としてはイマイチでした。
コンビニのお釣り演出で「246円」が散見されているため、ベースは設定2だと思います。
高設定台を載せておきます。
台番 | 差枚数 | ラッシュ突入回数 |
---|---|---|
1033 | 3200枚 | 16回 |
1035 | 5700枚 | 18回 |
1635 | 7100枚 | 19回 |
バジリスク絆
設置台数 | 総差枚数 | 平均差枚数 |
---|---|---|
17台 | -3000枚 | -176枚 |
絆も全体としては客側のマイナスでした。
データから設定を正確に割り出すことはできませんが、差枚数で8000枚、7000枚の台が各一台ずつありましたので、それを考えると平均設定は厳しめだったと思われます。
17台中差枚数がプラスの台が7台しかなかった点からもそれがわかります。
撤去を控え、少しずつ絆の扱いが、全国的に悪くなってきているように思えますが、まだメイン機種といってもいい台なので、もう少し期待したかったです。
プレミアムハナハナ
設置台数 | 総差枚数 | 平均差枚数 |
---|---|---|
20台 | -4600枚 | -230枚 |
20台構成ですが、きっちり差枚数を出してプラスとなったのは3台だけでした。
愛知県は沖スロの設置台数が多く、比較的力を入れている店が多いですが、今回のイベントでは厳しい結果です。
ツインドラゴンハナハナ
設置台数 | 総差枚数 | 平均差枚数 |
---|---|---|
10台 | -3300枚 | -330枚 |
1台は確率からも設定6が使われていたと思います。
10台構成なので、1台だけではどうしようもなく、全体としては客側のマイナスとなっています。
グレートキングハナハナ
設置台数 | 総差枚数 | 平均差枚数 |
---|---|---|
10台 | -11800枚 | -1180枚 |
これはかなり厳しい結果となりました。
10台構成ですが、プラス差枚数となったのは1台のみです。
この1台は+4500枚でおそらく設定6ですが、それ以外は全滅です。
他のハナハナとトータルで見ても、全体としておそらく設定6が1/10、設定4or5が1/10くらいの配分となっていました。
笑う門には福きたるの総評
他のメイン機種にも特に全台系と思われる機種はありませんでした。
今回は、設置台数が多く、比較的設定に忠実に出る機種をピックアップして出玉調査をしましたが、調査した5機種とも客側のマイナスという結果になりました。
昼頃にはパチンコも含め稼働が9割5分と大盛況であったため、出玉的にはもう少しという印象が拭えません。
公約は角台の1/2が設定56になるというものですが、それ以外の場所にはほとんど高設定らしき台は見かけられませんでしたので、公約+αは望めないイベントのようです。
朝の抽選人数を考えると、角を取れない時点でかなり厳しい勝負になるにも関わらず、終日フル稼働するあたりに公約を知らずに勝負する怖さを感じました。
メイン機種を見ると設定配分は、設定6が1/10程度なので、稼働状況から後ヅモにも期待できないことを考えると、朝一の抽選から角台を抑える以外には攻め所のないイベントだと感じました。
新イベント、そしてその店舗初開催となると、自然と客が集まって来るという感じでしょうか。
また、今回の開催店舗ではスロットも全台が各台に計数機がついており、ドル箱の仕様は一切ないという営業スタイルですので、ぱっと見の出玉がまったくわかリません。
出玉がしっかりとついて来る店では、それはデメリットとなりえますが、今回のように今一つの場合は、逆に見た目に出玉感の判別がつかないというのは店側のメリットのように思えます。
抽選に来る人数や稼働率から、勝手に「熱いイベント」という認識を持ってしまうと、罠にハマってしまう場合が多いので、冷静に設定配分を見極めて行きたいですね。
設定配分が芳しくない場合、人が多いというのはデメリットしかありません。
その店舗で初開催であれば、なかなかイベントの真偽は見抜きにくいです。
店舗ごとのイベントの扱いを分かると、およその設定配分をわかった上で実践に望めると思うので、しっかり下調べをした上で実践にのぞんでください。
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