リゼロ 設定4と設定6の挙動の違い 実戦データからの考察

▼目次

  1. リゼロの設定判別は有利区間毎に評価する
  2. リゼロの設定4と設定6の実戦データ
  3. リゼロの設定4と設定6の違い
  4. 有利区間の引き継ぎ方の強弱

リゼロの設定判別は有利区間毎に評価する

リゼロの設定判別をする上で最も重要なのが有利区間毎にデータを見ていくことです。

有利区間の引き継ぎ方で設定の高低を見ることができますし、ATの強弱も判別することができます。(ATの強弱の判別についてはこちらの記事を参考にしてください)

白鯨攻略戦の勝率や直撃回数を評価する際も有利区間毎に評価しないとほとんど意味のないデータになります。

例えば、同一有利区間内に直撃を3回した場合、直撃は設定6が最もしやすいので、凄まじく熱い展開のような気がしますが、同一有利区間内であれば何度直撃をしようがこれは一度鬼天国に移行しただけのデータになります。(当然設定6の方が鬼天国に行きやすいですが、設定2でも行きます)

また、同一有利区間内に白鯨攻略戦で4連勝した場合も同様です。

それを踏まえた上でデータを整理していきます。

リゼロの設定4と設定6の実戦データ

リゼロの設定4の実践データと設定6の実践データを有利区間毎に比較して、どれくらいのゲーム数で設定4を見切れるかを考察していきます。

1回目の有利区間

設定4

当たり回数 当選ゲーム数 AT当選の有無
1 224 ○(AT70G)
2 238 ○(AT65G)
3 253 ○(AT50G)

朝一は256G以内に白鯨攻略戦に当選し、ATから有利区間引き継ぎの激アツパターン。

有利区間の引き継ぎ方としては最も良い鬼天ループの引き継ぎ方です。

3回目のAT後の終了背景で幼女レムラム出現(設定3以上確定)

設定6

当たり回数 当選ゲーム数
(継続率)
AT当選の有無
1 546 ○(50G)
2 238 ○(45G)

朝一の1回転目に456円が出て、456が確定

1回目の当たりはモードBからATに当選し、AT後も有利区間引き継ぎ

高設定の有利区間引き継ぎとしてはよくあるパターンです。

モードBからの当たりでデキレースの白鯨攻略戦から弱ATが出てくるのは、高設定ならではの挙動なので、456確定が出ていなくてもこれだけで相当高設定に期待できます。

2回目の有利区間

設定4

当たり回数 当選ゲーム数 AT当選の有無
4 493 ○(40G)
5 142 ×
6 239 ○(60G)

モードBからAT当選で有利区間引き継ぎ

142の白鯨攻略戦負けはたまにあるAT後の有利区間引き継ぎで負ける例です。

有利区間リセットのタイミングで246円で246確定、幼女レムラムと合わせて4もしくは6確定です。

ここまでの展開は6並に強い展開です。

設定6

当たり回数 当選ゲーム数 AT当選の有無
3 441 ×

モードAで白鯨攻略戦負け

鬼アツ柄の撃破率UPを持っていたので、かなり期待していましたが、86%から負けという最低の展開でした。

これを突破できていれば1000枚程度差枚数が変わってくるので、これを失敗したのはイタイ。

この後の膝枕で666ポイントが出て、設定6確定

3回目の有利区間

設定4

当たり回数 当選ゲーム数 AT当選の有無
7 749 ○(105G)

モードAで勝ったので、強ATを獲得

これで差枚数2000枚を突破

設定6

当たり回数 当選ゲーム数
(継続率)
AT当選の有無
4 235 ○(55G)
5 247 ○(60G)
6 35 直撃(95G)
7 245 ○(61G)

鬼天ループに突入しています。

有利区間3回目までの設定4と設定6を比較

ここまででどちらもモードAが1回、モードBのAT当選からの有利区間引き継ぎが1回、鬼天ループが1回です。

3000G時点ぐらいではほぼ同じ挙動をしてしまっているので、確定演出を除くとこの時点では設定4か6かの判別はできません。

4回目の有利区間

設定4

当たり回数 当選ゲーム数
(継続率)
AT当選の有無
8 759 ×

モードAから白鯨攻略戦負け

モードAが2回目です。

これで設定6の可能性大幅ダウンですが、まだ設定6の可能性がないわけではないです。

設定6

当たり回数 当選ゲーム数
(継続率)
AT当選の有無
8 235 ○(45G)
9 251 ○(85G)
10 238 ○(40G)

2回目の鬼天ループです。

5回目の有利区間

設定4

当たり回数 当選ゲーム数
(継続率)
AT当選の有無
9 487 ○(65G)
10 492 ×

モードBからの弱AT当選で有利区間引き継ぎするも2回目のモードBの白鯨攻略戦で敗北

設定4を打っていて思うのはモードBからのAT後の有利区間引き継ぎでも、次回の白鯨攻略戦が負けることが多いように感じます。

もしかしたらこの辺が設定6との差になるかもしれません。(ただのヒキの可能性もあります)

設定6

当たり回数 当選ゲーム数
(継続率)
AT当選の有無
11 693 ×

設定6の方も2回目のモードAです。

6回目の有利区間

設定4

当たり回数 当選ゲーム数
(継続率)
AT当選の有無
11 489 ○(40G)
12 242 ○(70G)
13 249 ×

モードBからのAT当選後の有利区間引き継ぎですが、最後の249Gの白鯨攻略戦は負け。

設定6

当たり回数 当選ゲーム数
(継続率)
AT当選の有無
12 286 ○(70G)
13 227 直撃(50G)
14 535 ×

こちらもモードBからのAT後有利区間引き継ぎ
ラストの535Gで負けるとは思ってなかったので、えっ?てなりました。

7回目の有利区間

設定4

当たり回数 当選ゲーム数
(継続率)
AT当選の有無
14 337 ×
15 543 ○(45G)
16 245 ○(45G)

レムひざまくらステージからの337Gで白鯨攻略戦当選なので、モードCの白鯨攻略戦負けからの有利区間引き継ぎです。

設定6

当たり回数 当選ゲーム数
(継続率)
AT当選の有無
15 540 ○(45G)
16 522 ○(65G)

モードBからの有利区間ループ

有利区間7回目までの設定4と設定6を比較

この時点でもほぼ挙動は同じと言っても良いぐらいです。
少し設定6の方が白鯨攻略戦の勝率が高いぐらいです。

8回目の有利区間

設定4

当たり回数 当選ゲーム数
(継続率)
AT当選の有無
17 534 ×

モードBで白鯨攻略戦負けから有利区間リセット

設定6

当たり回数 当選ゲーム数
(継続率)
AT当選の有無
17 241 ×
18 536 ○(70G)

200のゾーンで白鯨攻略戦負けから有利区間継続

536G(モードB)で当選するも有利区間リセット

もしかするとここのATは弱ATではなく、ガチ抽選を突破した強ATの可能性もあります。

9回目の有利区間

設定4

当たり回数 当選ゲーム数
(継続率)
AT当選の有無
18 758 ×

モードAで白鯨攻略戦負け

ここでやめ。ラスト2連敗で出玉を大きく削りましたが+1100枚でフィニッシュ

内容的には最初は良かったのですが、総合してみるとやはり4だなという感じです。

一応、このデータでも普通に6の可能性もありますが、店の状況的にほぼ6はないです。

この店のイベント時のいつものリゼロの配分が設定6が1台、設定4が2台ぐらいの配分ですが、最後のハマりの前に隣の台から6確が出てしまったので、私の台の設定6の可能性が一気にダウンしました。

設定6が2台入る可能性もなくはないですが、内容を見てもやはり設定4でしょう。

設定6

当たり回数 当選ゲーム数
(継続率)
AT当選の有無
19 494 40G
20 75 60G
21 289 90G

モードBからの有利区間継続です。

この後、2回有利区間を消化して設定6は終了です。
差枚数は3900枚

リゼロの設定4と設定6の違い

上記の実践データを見てわかる通り、設定4と設定6で明確な違いがあるわけではありません。

最終的には設定4と設定6で違いが出ましたが、序盤はほぼ同じような挙動で6確演出以外で明確に区別できる要素がありません。

序盤は同じような挙動になるときもありますし、設定6の方が挙動としては悪い時もあります。

設定4の実践データの方は最終的には失速しましたが、設定4でもこのまま設定6のような挙動になる時もあります。

必勝本に載っていた実践データの白鯨攻略戦の勝率が下記です。

設定 勝率
1 32.6%
2 48.6%
4 60.6%
5 63.6%
6 71.1%

ゲーム数の振り分けの実戦値が下記です。

ゲーム数 設定4 設定5 設定6
1~150 4.3% 3.8% 8.2%
151~256 43.5% 23.1% 49.3%
257~299 8.7% 7.7% 4.1%
300~349 3.8% 2.7%
350~399 8.7% 3.8% 2.7%
400~456 3.8% 5.5%
457~499 4.3% 3.8% 4.1%
500~555 13.0% 30.8% 12.3%
556以降 17.4% 19.2% 11.0%

上記を見てもらったらわかる通り、設定4と設定6は同じような挙動になりやすく、初当たり確率や白鯨攻略戦の勝率が少しずつ設定6の方が良いので、最終的には出玉の差が生じます。

しかし、有利区間3~4回(3000G~4000G)で明確に4と6を見きれるほどの差がありません。

星矢SPのように536を抜けたらほぼ設定6否定のような要素がなく、設定6でも普通にモードAにいきます。

星矢SPの設定4は基本私はすぐ捨てるスタンスでやっていますが、リゼロの場合は456確が出れば、多少挙動が弱くてもかなり粘るスタンスでやっています。(明確に4と断定できる要素が少ないからです)

逆に設定6っぽい挙動でも設定4の可能性が十分あります。

設定示唆演出がかなり出やすい機種なので、最終的な判断は設定確定演出で見るようにしています。

設定6なら設定3以上の示唆がかなり出ます。

例えば、終日回して有利区間リセットが11回、白鯨攻略戦負けが4回、ATが20回当選した場合

こちらの記事の出現率を参照して計算した場合

設定6確定演出の出現率は
1-(0.966)^11*(0.952)^4*(0.967)^20=0.713
71.3%

設定3以上の出現率は
1-(0.863)^11*(0.857)^4*(0.867)^20=0.994
99.4%

設定6で設定3以上の示唆演出が出ないということはほとんどありませんし、設定6の確定演出もそれなりに出ます。(ちなみに設定4で終日回して、設定3以上の示唆が出ないということもほとんどありません。)

挙動が多少良くても設定6確定演出が出ないと設定4のヒキ強であることを否定できないので、きっちり設定を評価するためには店の大体の配分を把握しておくことが重要です。(最低でも毎回設定6を確認できている店で打つ)

有利区間のことをしっかり分かっていれば、有利区間の引き継ぎ方で設定の高低は最低でもわかるので問題ないと思いますが、設定4を見切るのは思っているよりも難しいので、多少最初の展開が悪くても456確が出たら少し粘ってみた方が個人的には良いと思います。

有利区間の引き継ぎ方の強弱

AT後(白鯨攻略戦勝ち後や直撃AT後)に有利区間が引き継いだ場合はモード移行が優遇されているというのをこのブログでも強調して書いていますが、AT後の有利区間引き継ぎでも強弱があります。(白鯨攻略戦敗北後の有利区間引き継ぎはモード移行がほとんど優遇されていませんので、ご注意ください)

熱い順としては256以内のAT後の有利区間引き継ぎ>256以降のAT後の有利区間引き継ぎです。

256以内のAT後の有利区間引き継ぎの方が私の実戦上は次回も256以内にATにつながりやすい傾向がありました。(鬼天ループになりやすい)

モードBのAT後の有利区間引き継ぎ等は次回もモードBでの当選が多い傾向があります。

どちらもデキレースのATにつながりやすいですが、当選ゲーム数が早い方が当然期待値は高いので、256以内のAT後の有利区間引き継ぎの方が熱いです。

さらに残りの有利区間のゲーム数が多い方がループした時の期待枚数が多いので、同じように有利区間が引き継いだ台があった場合は必ず256以内のAT後の有利区間引き継ぎを優先しましょう。

また、閉店前の有利区間引き継ぎを狙う場合も256以降のAT後の有利区間引き継ぎは次回の当選ゲーム数も256以降になりやすいというのをしっかり把握して、残り時間を考えて狙うようにした方が良いです。

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