▼目次
最初に
この記事を書くきっかけ
この記事を書く際にきっかけとなったのが、とあるガチ系スロッターからのDMでした。
リゼロについての考察をしたので、ご意見くださいという内容で送っていただいた内容が、詳細な実践データを元に考察された素晴らしい内容だったので、これは真剣にメールを返したいと思い、自分の考察を返信しました。
この二つの考察だけで記事を書けるぐらいの濃い内容だったので、これはできれば皆さんにも見て欲しいと思い、送っていただいた方から了承をいただき、記事にすることになりました。
とあるガチ系スロッターとは
この記事を書くきっかけをくれた方は知る人ぞ知るリゼロのツモ率ツイッター界トップレベルのあやぴさんです。
ツイッターの内容を見ていただければわかる通り、リゼロの設定6をすごい頻度でツモっています。
設定6の詳細データを載せてくれていることも多いですので、ぜひフォローしてみることをオススメします。
ここまで上手い女性スロッターは私は周りでも見たことがないです。
(本当に女性である可能性は昔のヤマサのケロット柄ぐらいの信頼度だと個人的には思っています)
温泉後やひざまくら後のカードは内部継続率の示唆?
あやぴさんの説
有利区間のリセット時にモードを決定→モードと設定に応じて内部継続率を決定→内部継続率に応じて、おねだりAttackの性能を決定(内部継続率が高いほどおねだりAttackの性能が低くなる)
内部継続率も何段階かに分かれていて、おねだりAttackの性能も何段階にも分かれている。
内部継続率にアイテムの撃破率UPや1体撃破を足した継続率でガチ抽選している。
内部継続率には100%というのはなく、完全なデキレースはない。
内部継続に応じて、おねだりAttackの性能を決定するという説です。
設定が高いほど、内部継続率が高いものが選ばれやすく、低性能ラッシュになりやすい。
設定6は引き戻しモードが選ばれやすく、内部継続率も高いもの(80%~90%)が選ばれやすいため、おねだりAttackの性能が冷遇される。
カードはこの内部継続率を示唆しているのではないかというのがあやぴさんの考えです。
具体例(カード示唆内容)
カード | N | N+ | R | R+ | SR | SSR | SSSR |
---|---|---|---|---|---|---|---|
内部継続率 | 50% | 55% | 60% | 65% | 70% | 80% | 90% |
根拠として
・カードのレアリティに応じて、AT突入率が上がる。
・設定6でA天井から低性能ラッシュがくることがある。
・おねだりAttackも微妙に性能が変化している。
これに関しての当ブログ管理人(わたる)の考え
この説自体は非常に面白いと思いましたが、いくつか引っかかる点があったので、それを説明し、自分の説を書いていきます。
まず、カードのレアリティに応じて、内部継続率が上がり、ラッシュの性能が低くなるというのは低設定ではほとんど成り立っていない。(特に設定1)
低設定の場合、SSRでもモードAやモードBの時は勝率UPをほとんど感じないし、モードAで勝てばほぼ100%で高性能ラッシュが来る。
モードA天井から低性能ラッシュが出現し、有利区間を引き継ぐパターンは高設定でしか確認できていない。
また、そもそもカードで内部継続率を示唆しているならカードレアリティがNの時はハイエナ期待値が激減しますし、R+以上ならお宝台になります。
これが事実ならリゼロのハイエナに革命が起きてしまうというのが私の考えです。
まず、前提として、あやぴさんの稼働の大半は設定6に偏りすぎている、それに対して私の実戦データは低設定のハイエナ実践もかなりありますし、低設定の挙動もよく見ています。
この説は高設定では成り立っているように思えますが、低設定の挙動も踏まえると少し違うのではないかというのが私の考えです。
私の中ではカードがやっぱりモード示唆をしているのは間違いないという考えがあります。
データが集まったので、出現頻度を詳しく見ていくとモードが良い方がSR以上が選ばれやすく、モードBならN+、モードAならNが選ばれやすいという傾向がはっきりありました。
そもそも論として、出現頻度に少しずつ差を設けているだけなので、完全リンクではないため、少ないサンプルではモードとほとんど対応していないように見えるだけではないかと思っています。
ここからが私の説です。
私はガチ抽選とデキレースの2通りしかないと思っています。
勘違いがないように説明しておくといつも使っているデキレースというのは白鯨討伐期待度大幅UPモードのことです。
白鯨討伐期待度大幅UPですので、負けることもありますが高確率で勝てるというものです。
(言葉的にデキレースという言い方がよくないかもしれないので、以後は白鯨討伐期待度大幅UPモードで統一します)
おねだりAttackの性能も2つしかないと考えています。(あとはヒキで性能がいくつもに分かれているように感じるだけ)
ガチ抽選で白鯨突破→高性能ラッシュ
白鯨討伐期待度大幅UPモードで白鯨突破、直撃→低性能ラッシュ
あやぴさんの説の内部継続率高と白鯨討伐期待度UPモードは意味合い的には同じですが、何段階にも分かれていないというのが私の意見です。
根拠として、1回AT後(おねだりAttack後)に有利区間さえ引き継げば設定に関係なく次も高確率で白鯨に勝てるからです。
オール設定2の据え置き店でAT後の有利区間引き継ぎハイエナを死ぬほどやってますが、設定6のAT後有利区間引き継ぎとほぼ遜色がないぐらい白鯨の勝率は高い。
つまり、白鯨討伐期待度大幅UPモードに当選するかどうかに設定差を設けているだけで、内部継続率に段階的な設定差を設けているわけではないと考えています。(当選すれば内部継続率に差はなし)
全てまとめると
有利区間リセット時に
①モードを決定
②モードと設定に応じて、白鯨討伐期待度大幅UPモードに当選かどうかを決定
③白鯨討伐期待度大幅UPモードに当選していればATは低性能ラッシュ、当選していなければATは高性能ラッシュ
①のモードに応じて、カードレアリティで示唆
カードレアリティが高いほど良いモードが選ばれやすく、高設定かつ良いモードほど白鯨討伐期待度大幅UPモードに当選しやすいので、結果的に白鯨突破期待度が高くなる。
つまりカードレアリティに応じて、白鯨突破期待度が高くなるのも説明できています。
低設定の場合、カードレアリティが高くても高性能ラッシュが出てくることやモードAの時に特に勝率UPを感じないことも矛盾なく説明できていると思います。
これが私の中では最も有力な説です。
もう一つの説がモードと白鯨討伐期待度大幅UPモードの当選の有無の両方を参照して、カードレアリティを選択する説です。
AT後の有利区間引き継ぎの際にモード以上にカードレアリティが優遇されているので、この説だと両方の説明が矛盾なくできます。
AT後の有利区間引き継ぎの際はモード高+白鯨討伐期待度大幅UPモードの両方に当選しているからレアリティの高いカードが選択されるというものです。
このどちらかであると思っていますが、自分の中ではカードレアリティがモード示唆しているのは間違い無いので、どちらの説にもモードを参照してカードレアリティを選択するというのを入れています。
両方の説を踏まえて私の意見
正直、考察ですので、どちらが正しいとかの議論をしたいわけではありません。
あやぴさんの説も素晴らしいと思いますし、自分の説もなかなか理にかなってるのではないかと思っています。
注意したいのはあやぴさんの説の内部継続率をカードレアリティで示唆している説です。
この説は確かに正しければリゼロの設定判別、ハイエナの革命になります。
多少白鯨に負けてもカードさえ良ければ粘る根拠になります。
また、Nならハイエナの期待値が激減し、R+以上なら一気に上がることになります。
しかし、もし間違っていた場合、立ち回りに大きく影響します。
考察に関してはいろんな方がいろんな考察をしていて面白いと思いますが、立ち回りに影響するものは慎重に考えた方が良いと思います。
したがって、説を信じる場合も必ず自分で確認し、自己責任で立ち回るようにお願いします。
設定差のある部分に関して
あやぴさんの意見
低設定でよく起こる200のゾーンで白鯨負けから有利区間引き継ぎ700天井まで連れていかれる件に関して、最初の200のゾーンでの当選が引き戻しかモードAかで大きく違う。
最初の200のゾーンでの負けが引き戻し→低設定の可能性大幅UP
最初の200のゾーンでの負けがモードA→設定6でもたまにある
引き戻しかどうかは50や100の前兆や体操の入り方やカードで判断するしかないが、引き戻しの可能性が高い状況では低設定の可能性大幅UP
まとめると、同一有利区間内でモードA負け→モードAよりも引き戻し負け→モードAの方が高設定の可能性ダウンということです。
当ブログ管理人(わたる)の意見
完全に同意見です。
私の解釈は下記です。
低設定の場合、モードC以上やモードAの時に200の前半ゾーンで当選する可能性がありますが、白鯨討伐戦大幅UPモードに当選していない。
→200のゾーン負けから有利区間引き継ぎで次回も負けがよく起こる
高設定の場合、モードC以上やモードAの時に200の前半ゾーンで当選する可能性がありますが、白鯨討伐戦大幅UPモードに当選していて負けるケースがある。(特に設定6の場合、モードC以上なら白鯨討伐戦大幅UPモードに当選している可能性が高い)
→200のゾーン負けから有利区間引き継ぎで次回白鯨勝ちから有利区間引き継ぎが起こることがある。
逆に次も負けると、モードAもしくはモードC以上で白鯨討伐期待度大幅UPモードに当選していない可能性が高いので、低設定の可能性UPと考えています。
どちらも注目しているのがモードC以上での白鯨戦です。
ここで負けるようだと設定6の可能性が大幅ダウンします。
設定毎の違いですが、モード毎の白鯨討伐期待度大幅UPモードの当選率に大きな違いがあると思っています。
①モードAの際に白鯨討伐期待度大幅UPモード当選率の差(モードAで白鯨勝ちから有利区間が引き継ぐ)
設定6>>>設定4>>>>>>>>>>>設定2
モードAでATに当選し、低性能ラッシュ後に有利区間を引き継ぐのは、ほとんど高設定でしか起こらないと思っています。
これはかなりの設定差があると思います。(設定6でも頻度は少ない)
②モードBの際に白鯨討伐期待度大幅UPモード当選率の差(モードBで白鯨勝ちから有利区間が引き継ぐ)
設定6>設定4>>>設定2
モードBでATに当選し、低性能ラッシュ後に有利区間を引き継ぐのも高設定の方が起こりやすい。
設定4でもモードBから弱AT後に有利区間引き継ぎというのは起こりますが、設定6の方が起こりやすい。(モードBでの白鯨攻略戦の勝率は6ならかなり高め)
設定2では起こりにくい。
逆にモードBで高性能ラッシュが来た場合は白鯨討伐期待度大幅UPモードに当選していない可能性がUPしますので、設定6期待度ダウン(設定6でもモードBから高性能ラッシュが来ることもたまにありますが、頻度は少ない)
③モードC以上の際に白鯨討伐期待度大幅UPモード当選率の差(モードC以上で白鯨勝ちから有利区間が引き継ぐ)
設定6>設定4>設定2
設定2でもたまに入るAT後の引き継ぎパターンです。
これにも設定差が当然ありますが、上記の①と②に比べると小さい可能性が高いと思っています。
ここで逆に白鯨に負けるようだと設定6の可能性はダウンします。(前述の話と同様)
つまりまとめると高設定の期待度UP順
①モードA確定時のAT後の有利区間引き継ぎ(A天からの引き継ぎ等)
②モードBのAT後の有利区間引き継ぎ
③鬼天ループ、引き戻しループ、モードCでのループ
この順に重視しているのはあやぴさんも全く同じでした。
総括
あやぴさんと考察の内容は違いましたが、設定判別で着目している点は同じでした。
高設定をよく打っている人なら着眼点に関してはほぼ同意見な人が多いと思います。
他にも演出面での考察等も色々送っていただいたのですが、この演出面に関しては私の意見が少しブレているので、今回は割愛させていただきました(もうちょっと注目して、データを集めてみます)
あと、話題の撃破率UPアイコン等は内部勝率を示唆しているだけではないか説は両者一致でそのような傾向なしという意見です。
あやぴさんのように高設定をたくさん打っている人の考え方を共有できるのはすごく良いと思ったので、今回紹介させていただきました。
今回、送っていただいた考察に詳細に返信させていただいたのは、しっかり実践を重ねた上での考察内容だったからです。
こういう考察記事を書くと私のことをすごく考察好きだと勘違いして、いろんな説を送ってくれる人がいそうですが、私はガチガチの理論派です。
しっかりデータを検証した上での考察はすごく好きですが、何回かしか打ったことがないのにいろんな説を唱えるのはあまり好きではありません。
考察というのに優劣をつけるものではないと思っていますし、どの説も解析が出ていない段階ではあり得るので面白いですが、立ち回りに影響する部分だけは慎重に扱うことをオススメします。
ツイッターもやっています。
ブログには書いていない情報等もたまにツイートしていますので、もし良ければフォローしてください。
ツイッターアカウント:機種解析配信用わたる パチスロ ジゴク耳
ツイッターアカウント:出玉情報配信用レオ パチスロ ジゴク耳
“リゼロ カードは内部継続率示唆なのか?それともやはりモード示唆なのか?” への1件のフィードバック